【経年変化?】ボロいレッドウィングを染めてみた!

レビュー,体験したこと,手持ちの革靴,革靴

こんにちは!

もきです!

リサイクルショップを見にいくのが好きなんですよね。

ふら〜となにが目的でもなく、なんとなく服見たいなくらいの気持ちで見に行くことがあります。

そんな時に意外といい出会いがあるんですよ!!

それがこのレッドウィング875です!!

「薄汚れたブーツやなー。」

そう思いながら値段を見るとなんと1600円!

以前から靴の染め替えをしてみたかった僕は、このブーツを復活させることを決意しました!

ボロボロのレッドウィング復活計画!

染め替え手順

このあたりとか汚れがひどいんですよね。

染め替えはめちゃくちゃ楽しくて、色の入り方やきれいに染めるにはどうすればいいかと考えると面白いです!

ですが、全体的に埃っぽく乾燥してるように感じたので、通常の手入れをし丸洗いしてから染めることにしました。

ポイント

中古靴はどれくらい乾燥しているかわからないので、しっかりめに油分を補給するとひび割れなどの予防になります!

僕がした手順はこのようになります!

  • 汚れ落とし
  • 油分補給
  • 丸洗い
  • 染め替え
  • 磨き

変わったことはしてませんが、初めて染め替えてみたので染めの甘い部分はお許しください。笑

靴好きな方にはぜひ一度染め替えに挑戦してもらいたいです!!

汚れ落とし・油分補給

汚れ落としをいろいろ試してみたんですが、オイルが染み込んでしまっているのか全く色が落ちません。

このリグロインを使って汚れを落としましたが、黒くなった部分は全く変わりませんでした、、、

その後、オリーブ油を使い油分を補給して1日放置しました。

オリーブ油は浸透性もよく、革製品の油分補給に使用することができます。

オリーブ油は結構気に入っていて、乾燥が気になる革製品に手に馴染ませて薄く伸ばしていきます。

しかし、染み込みすぎると柔らかくなりすぎることがあるので注意が必要です。

丸洗い

今回はレザー用石鹸のサドルソープを使用しました!

保革成分も配合されているので、泡をつけて洗ってからすすぐ時に少し泡を残すと保革されます。

革は濡れてから乾く時に乾燥しやすく、乾燥がヒビ割れの原因となります。

ヒビ割れ予防にもサドルソープは優秀ですね!

サドルソープを持っていない方もいると思います。

その場合は、ボディソープでも代用することができます。

一度ほかの靴で試したのですが、汚れはしっかり落ちていました。

ボディソープには保革成分が入っていないので、革が乾燥してしまうので油分補給をしっかりする必要があります。

ポイント!!
  • サドルソープは革を洗い、保革成分もあるので革に優しく洗うことができる!
  • サドルソープはボディソープでも代用可能!代用する場合は、乾燥には気をつける!

染め替え

いよいよ染めていきます!

染料はスピランを使用し刷毛で塗り広げていきました。

文字で書くとシンプルですぐ出来そうな感じがするのですが、実際試してみるとなかなか難しいものです。

例えば、左右の色むらや縁の部分の染め残しが出てしまったりします。

僕が単純に不器用なだけですが、その辺もアジということにしましょう!

ワークブーツなので多少のムラも気にせんでもいいかなと思っています。

Before
After

手順としては

  1. コバにマスキングテープを貼り染まらないようにします。
  2. 色が薄い順に染料で染めていきます。
  3. ムラがあれば合わせるように色を足します。

以上です!

マスキングテープは縫い糸が染まらないようにカバーできればオッケーです!

後は染めていくだけですが、実際にしてみて難しいところをまとめました。

ポイント!!
  • 左右で色むらがでないように、少量ずつ染める
  • 細かい淵の部分が染めにくいので丁寧に塗る
  • 乾かす時間も大切。一日時間を置いて仕上がり具合を確認する。
  • 刷毛の毛先を潰して塗るとムラになりにくい

僕がやり始める時に知っておきたかったことです。

左右の色むらが思ってるより出るし、淵の部分は塗りにくく染めれていないところもありました、、、

いろんな角度から塗り残しがないか確認しないとダメですね。

染料を塗ってすぐは少し色が濃く見えてうまくできたように見えるんです。

ある程度塗った後は、一日あけてから色味を確認した方がいいです!

磨き

いよいよ仕上げの磨きに入ります!

流れとしては

  1. ミンクオイルを塗布
  2. ワックスを薄く全体的に塗布
  3. ブラッシング

このようにしてみました!

ミンクオイルを塗布してからワックスをつけるとツヤが出にくくなるためです。

僕は、ワークブーツでも多少ツヤがあってもいいと思うのですが、あまりツヤがですぎるのも嫌だったのでミンクオイルを先に塗布しました!

ワックスを塗布するとツヤだけでなく、色も入るので色むらを軽減させるために使用しました。

結果的に、ワックスで色がほぼ入らず失敗でした。笑

染める段階で染めきる事が大事ですね!!

ポイント!!
  • 染料以外で染めるのは難しい。しっかり染めきることが重要。
  • 染めた後は革が乾燥しているので、靴クリームやミンクオイルでしっかりケアする

まとめ

染め替えはめちゃくちゃ楽しいです!!

初めて挑戦したのでうまくいかなかった部分も多々ありますが、次回気をつけるポイントをまとめました!

ぼくの経験から初めて靴を染める方の参考になれば嬉しいです!

ちょっと色が好きじゃないなーと履いていない靴も思いきって染めてみてはいかがでしょう!

靴が生まれ変わって新鮮に感じますよ!

染める楽しさや難しさにはまりそう!

鏡面磨きが好きな方や革靴のメンテナンスが好きな方は間違いなくはまります笑

靴のイメージチェンジしてみませんか!